博物館実習

開講学年:4年
通年 火曜日 3・4限 3単位

授業テーマ:博物館の実務に関する実習

授業の到達目標
博物館関係の講義で得た知識をもとに実習を行い、学芸員としての基本的な能力、実践力を養う。

授業内容
博物館実習は学芸員資格取得の集大成である。学内実務実習・見学実習・学外実務実習の3種類がある。本実習は、「博物館概論」・「博物館資料論」・「博物館経営論」を習得済みの学生が対象になる。

授業計画
私は、学内実務実習として、下記のような内容で、日進キャンパス(4月30日)と星が丘キャンパス(7月2日)においてそれぞれ1回担当する。
実習名:博物館としての動物園
実習内容
博物館というと、文字通り博物館や美術館のことを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、愛知県犬山市にある日本モンキーセンターは、動物園としては日本で唯一の「登録博物館」であり、また名古屋市の東山動植物園や豊橋市の豊橋総合動植物公園などは「博物館相当施設」である。これらの施設は「実物」を収集し、保管し、及び展示するという役割を担った博物館なのである。そこでこの実習では、博物館としての動物園の役割や活動を紹介する。
レポート課題:講義中の指示にしたがってレポートを作成する。
提出課題:レポート(1200文字以上)
持ち物:特になし
注意:星が丘・日進の両キャンパスで開講されるが、実習内容は同じため一つしか受講出来ない。また、見学実習で東山動物園を希望する場合は、必ず私の実習を履修すること。

キーワード
学芸員資格、博物館、実習

教科書:なし

参考書
特に指定しないが、各実習において参考書が紹介されることがある。また、実習の内容に応じて各自で用意するものがあるので、事前指導時に配布される「博物館実習要項」に注意すること。

博物館実習には講義資料はありません
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