自然人類学 第6回 講義資料

アウストラロピテクスの出現
・東、南アフリカから出土
・数種類の仲間
・直立二足歩行の証拠:骨盤、足跡の化石
・脳の大きさはチンパンジー程度
(小学館CD-ROM「人類の起源」より)

アウストラロピテクス・アナメンシス:440〜390万年前
・東アフリカ(ケニア)から出土
・2006年にエチオピアから出土(ラミダスと同じ場所):ラミダスとの類似性が指摘されている

化石人類発見の歴史
・ここ数年の間に、人類が誕生したと考えられている時代の化石が相次いで発見されており、人類進化の道筋が改めて検討されている
(東京大学総合研究博物館HPより)

アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の復元図
・アウストラロピテクス・アファレンシスは400〜250万年前に生息していた
・東アフリカから出土
・直立二足歩行の明確な証拠:足跡の化石
・アファール猿人は直立二足歩行をしていたものの、木登りもうまかったと考えられている
・性差が大きい?
(R・ルーウィン著「人類の起源と進化」より)

ルーシーの骨格
・ほぼ全身に近い骨格が発掘された化石に「ルーシー」という名前が付けられた
・ルーシーは、アウストラロピテクス・アファレンシスに分類されている
(R・ルーウィン著「人類の起源と進化」より)

ルーシーの復元図(顔)
・ルーシーは、骨盤から若い女性と考えられている
(小学館CD-ROM「人類の起源」より)

ルーシーの復元図(全身)
・身長は100〜130 cm程度と推定されている
(小学館CD-ROM「人類の起源」より)

アウストラロピテクス・バレガザリ:300万年前
・チャドから出土

アウストラロピテクスの二つのタイプ
・アウストラロピテクスは、アファレンシスなどのA型(きゃしゃ型)とロブストスなどのR型(頑丈型)の二つのタイプに分けられることがある
・上がA型、下がR型
(R・ルーウィン著「人類の起源と進化」より)

アウストラロピテクスの頭骨
・左がR型、右がA型
(R・ルーウィン著「人類の起源と進化」より)

ロブストスとボイセイ(R型)
・ボイセイとロブストスは、250〜120万年前に生息していた
・大型(身長150〜175cm、体重50〜60kg)
・ボイセイは東アフリカ、ロブストスは南アフリカから出土:同一種?
(小学館CD-ROM「人類の起源」より)

R型の頭骨
(R・ルーウィン著「現生人類の起源」より)