【研究成果の公開】
どんなに小さくても何か社会の役に立つ発見となるような研究にしたいと思います。よって、全ての卒業研究の成果はさまざまな学会への論文の投稿や設計競技への参加などによって、外部へ必ず公開するようにします。
【共同か単独か】
テーマによって、共同か単独か、どちらがより大きな成果が得られそうか検討します。共同研究では、共同研究者との分業や調整が必要で、成果も単独より豊かなものが求められますので、単なるなかよしさん同士の共同作業でなく、むしろより大変な枠組みとなります。社会人になれば、必ず様々な人と一緒に仕事をします。そのときに必要なコミュニケーション能力を磨くために、共同研究はよい経験となると思います。
【設計】
設計もしくは制作で卒業研究を行う場合、プレゼミから4年生の夏まで最低2つの設計競技に参加してもらいます。これは締め切りに合わせて作業スケジュールをたて、完成させる、というプロセスに慣れるため、そしてプレゼン技術の向上のために義務付けています。どの設計競技に参加するかは基本的に自由ですが、卒業研究の内容によってはゼミ生と相談のうえ、特定の設計競技を指定することもあります。これも単独・共同、両方の可能性があります。いずれにせよ、入賞するつもりでがんばって頂きます。