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阿部研究室について
 阿部研究室はH18年9月にできた若い研究室です。毎年、10名前後のプレゼミ生(3年生後期)とゼミ生(4年生)の20名+指導教員1名で構成されています。なるべく3年生と4年生が仲良くできるように、オープンゼミ(1年生の希望者へのゼミ体験会)、プレゼミ歓迎会、忘年会、卒論や卒業設計の手伝い、追い出しコンパといった機会を設けるようにしています。交流の機会に就職活動のコツなどが伝授されている模様です。
卒業研究について
【研究テーマ】
 
研究テーマは各自、論文、設計、制作、企画の4つのカテゴリーのなかで自由に設定することができます。まず、ゼミ生の自発的なテーマ設定を尊重しますが、阿部個人の研究テーマ(阿部の個人サイト『研究領域』を参照して下さい)にそった研究を選ぶことも歓迎します。その場合は、学会発表や調査に同行し、卒業研究の枠組みを超えた大きな成果を一緒に目指します。 H21年度は特に、超高層住宅の足元のデザインの研究およびゲート付き戸建住宅地の研究に力を入れたいと思っています。このテーマに関心のある方を大歓迎します。 先輩の研究を発展させるために引き継ぐことも可能です。過去の卒論は阿部研究室(生活科学部6F611室)で閲覧することができます。

【研究成果の公開】
 どんなに小さくても何か社会の役に立つ発見となるような研究にしたいと思います。よって、全ての卒業研究の成果はさまざまな学会への論文の投稿や設計競技への参加などによって、外部へ必ず公開するようにします。

【共同か単独か】
 テーマによって、共同か単独か、どちらがより大きな成果が得られそうか検討します。共同研究では、共同研究者との分業や調整が必要で、成果も単独より豊かなものが求められますので、単なるなかよしさん同士の共同作業でなく、むしろより大変な枠組みとなります。社会人になれば、必ず様々な人と一緒に仕事をします。そのときに必要なコミュニケーション能力を磨くために、共同研究はよい経験となると思います。

【設計】
 設計もしくは制作で卒業研究を行う場合、プレゼミから4年生の夏まで最低2つの設計競技に参加してもらいます。これは締め切りに合わせて作業スケジュールをたて、完成させる、というプロセスに慣れるため、そしてプレゼン技術の向上のために義務付けています。どの設計競技に参加するかは基本的に自由ですが、卒業研究の内容によってはゼミ生と相談のうえ、特定の設計競技を指定することもあります。これも単独・共同、両方の可能性があります。いずれにせよ、入賞するつもりでがんばって頂きます。