青年心理学:自分を見つめるための青年心理学

■授業内容

思春期から青年期にかけては心身の変化がめまぐるしく、大学生になるとそれまでの人間関係や社会的立場も変化してくる。また、現代社会の変化に伴い青年期のありようは常に変動しており、既存の枠組では捉えきれない現象も多いといわれる。
このような見地から、受講生が自分自身について発見的に考えるための枠組を提供し、理論を自分のものにしていくよう促す。

■授業計画(進み具合等によりペースが多少変わることがあります)

注意講義中のパワーポイントの撮影はご遠慮ください。
2016前期
1. オリエンテーション パワポ 4/8
2. 思春期・青年期とは:近年の年代差・年齢区分・産業革命後の歴史から パワポ 4/15
3. 思春期への入り口としての前青年期@:自我体験 パワポ 4/22
4. 思春期への入り口としての前青年期A:認知発達の変化・友人関係と親子関係の変化 パワポ 5/6
5. 前青年期への子どもへの関わりを考える パワポ 5/13
6. スクールカウンセラーの役割と意義 パワポ 5/20
7. 思春期における変化と病理@:第二次性徴・親子関係・対人恐怖 パワポ 5/27
8. 思春期における変化と病理A:ファッションへの興味・性役割・摂食障害・挫折 パワポ 6/3
9. 友人関係の意義と現代の特徴:チャム・キャラ化 パワポ 6/10
10. 友人関係の意義と病理A:いじめ・自傷 パワポ 6/17
11. 職業選択と就労をめぐる問題 パワポ 6/24
12. アイデンティティの形成 パワポ 7/1
13. 青年期危機と心の病@:人格障害を中心に パワポ 7/8
14. 青年期危機と心の病A:健常と病理の境を考える
パワポ(同上) 7/15
15. 異性との関係性の発達と病理青年期の心の病@:発達障害・統合失調症を中心に青年期の心の病A:発達障害・統合失調症を中心に パワポ 7/22
ID・パスワードは授業内で伝えています
レポート課題は授業内でも複数回伝えていきます
レポート課題

■履修上の注意

講義は座席指定で行なう。他の受講者の権利を侵害する行為はしないこと。
興味を持った内容については、図書館に足を運んで文献に当たる等、積極的な学習を求める。

■授業方法

パワーポイントを用いて、講義形式で進める。適宜Video教材を活用する。

■評価方法

受講態度、「ミニレポート(授業中に提出)」、「レポート(テーマに添ったもの)」により評価する。

■教科書

授業で使える青年心理学ワークブック

■参考書

授業内で適宜指示する。