作法の世界作法学

私は実は、小笠原宗家礼法の総師範で、宗家から源松斎菱高(げんしょうさいりょうこう)という号をいただいています(作法家として名乗る時は、源松斎山根菱高).

小笠原流礼法は現在の日本の作法の基準となっている武家礼法で、室町時代に完成しました。小笠原家は作法を制定した側なので,それぞれの所作が作法とされる「理由」をちゃんと説明できます.ここがポイント。作法にはちゃんと根拠があるのです.そして作法家はその根拠の合理性を吟味・批判すべきなのです.作法家に必要なのは「考えること」。

私は,既存の礼法を右から左へ伝えるだけではなく,作法を「学」として探求する,つまり作法を構造的に分析する「作法学」という学問を作りました.
また武家礼法を、他人も自分も傷つけない暴力なき武士道の実践として紹介していきたいと思います。


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トピックス:巷(ちまた)で気づいた問題を作法学や小笠原流礼法の視点で論じています.順次増やしていきます.学生向きに書いたので,作法学や小笠原流礼法の入門・適用例としてご覧ください.
さらにきちんと小笠原流礼法を知りたい人は、拙書「小笠原流日常動作法」(三恵社)をご覧ください。http://www.sankeisha.com/(授業教科書としての使用を優先するため、現在は一般への頒布を停止しています)
小笠原氏史跡の旅(順次公開中):私が訪れた小笠原氏に関する史跡を紹介しています。勉強になる施設もあるので、礼法を学んでいる人は行ってみましょう。
武家礼法 暴力なき武士道:武道ではなく武家礼法を元にした、現代人に実践可能な新しい平和的な武士道を提案していきます。(連載予定)
作法学:小笠原流礼法で学んだ作法の合理性・構造性を,さらに科学的に高めるためにソシュール流の記号論を使って一般化しようとするものです.「作法学の構想」は2004年に春風社から「作法学の誕生」として出版された一部の元原稿です.これからは、作法家のレベルを越えて、世界で唯一人の作法学者として作法学の研究をしていきます。